子どもの病気➀【溶連菌・水疱瘡】おさえておきたい『感染症』ポイントまとめ
(2019.7.9更新)
【Notice of today:覚えておきたい子どもの病気(溶連菌・水疱瘡)】
小さなお子さんをお持ちのママさん。
保育園や幼稚園にお子さんを通わせていると、
〝人から人にうつる病気〟
が心配ですよね?
抵抗力の弱い子どもの体調は、急に悪くなるもの。
そんな時、基本的な知識があれば〝冷静に対処する手助け〟になるかもしれません。
そこで今回は、
子どもがかかりやすい病気の特徴をお話しさせていただきます。
🔴溶連菌感染症
溶連菌の感染経路は
〝飛沫感染〟
で、
予防方法は
手洗い・うがい
をしっかり行うこと。
ワクチンはありません。
特徴:〝高熱〟と〝のどの痛み〟、いちごのような赤い舌
流行時期:新生活が始まる春先や、ゴールデンウイーク、夏・冬休みの前後にも流行することが多い
潜伏期間:2~5日。無症状の潜伏期間の後、のどの痛みや発熱といった風邪に似た症状がでて、全身に赤いブツブツが出ることもある
対処:処方された抗生物質(飲み薬)はしっかり飲み切ること。
ほとんどの場合、お薬を飲み始めてから1~2日で熱が下がり、発疹もだんだんと良くなっていきます。 のどの痛みも1週間以内で治まります。
まれに、指先の皮膚がうすくむけてくることがありますが、 これも2~3週間程度でおさまります
【補足】薬剤師目線で…
抗生物質は途中でやめてはいけません。
医師から出されたお薬はしっかり使い切ること!
5日分が出されたら5日分全てを、1週間分が出されたら1週間分全てを〝指示通りに〟使いましょう。
こちら⤵⤵もご参考ください。 とても分かりやすく解説されています。
塩野義製薬公式サイト(病気の知識)
🔵水疱症
水痘(すいとう)は、水痘・帯状疱疹ウイルスの感染による感染症の一種。水痘の「痘」は病と豆(まめ)の併せ字で、体に豆の様な物が出来る病気を指す。一般に水疱瘡(みずぼうそう)としても知られている。
特徴:赤い小さな数個の発疹。頭の髪の毛で覆われている部位から始まることが多い
流行時期: 冬から春
潜伏期間: 2週間程度
対処: 水疱瘡の発疹が出始めてから2日以内に体内のウイルスの増殖を抑える薬を服用することで、ブツブツの広がりや発熱をかなり抑えることができます。
水疱瘡かもしれないと感じたらすぐに小児科を受診することが大切!
周囲の流行情報もチェックし、「変だな」と感じたら早めに病院へ行きましょう。
水疱瘡の感染経路は
〝空気感染〟
なので感染力は非常に強いです。
予防方法に
〝予防ワクチン〟
があり、接種により8割程度の予防が可能と言われています。
【補足】薬剤師目線で
【補足】薬剤師目線で…
抗ウイルス薬は〝出来るだけ早く(遅くとも発症後2日、48時間以内)〟飲み始めてください。
塗り薬は〝水泡を破らないようにやさしく塗る〟こと。
手指で直接塗る場合には、塗る前と塗った後の手洗いを徹底すること。綿棒を使うとより安心です。
いかがでしたか?
〝いざ〟という時に備えて、〝知っておく〟ということが役立つケースも。
手足口病・ヘルパンギーナなど夏風邪についてはこちら⤵⤵
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