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こどもの日、ゴールデンウィーク、端午の節句、鯉のぼり、兜

端午の節句の意味や由来は?―5月5日、菖蒲、兜、五月人形のなぜ?―

(2020.3.4更新)

【Notice of today:いざ聞かれると困る…】

ある日の夕方、学校帰りの子どもの口から飛び出した難問!

「たんごのせっくって、な~に?」

今回のテーマは、端午の節句!

「こどもの日でしょ?」な~んて簡単に考えていると、子どもたちからの唐突な質問にアタフタしてしまうことになるかも!?

全国のパパママさん、一緒に勉強しましょう!

こちら⤵は「雛祭りの由来や意味」についてご紹介した記事です。一緒にどうですか?



🎏端午の節句の由来って?

こどもの日、ゴールデンウィーク、端午の節句、兜

5月5日はこどもの日。

数ある国民の祝日のなかで、子どもの日が5月5日であることを覚えているひとは結構多い。

いつから始まったのか?と言うと、1948年(昭和23年)まで遡ることになります。

子どもの日の趣旨は、

「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」

というもの(※参考:内閣府公式サイト「国民の祝日について」)。

ご存じでしたか?

この一文に記されている「母に感謝する」ってところ、なんだか「他の日」を思い浮かべてしまう私ですが…。

子どもの日に感謝された記憶がない私としては、いざ知ってしまうと「感謝していただかなくては!」なんて思ってしまいます^^笑

□POINT
★現在の端午の節句は、母に感謝する日でもある



🎏どうして端午の節句は5月5日なの?

子どもの日、端午の節句、子どもの日の由来、子どもの日の由来を簡単に、こいのぼり

この質問の答えは、漢字がもつ意味を追求していくことで見えてきます。

まず、「端午(たんご)」という言葉を「端」と「午」の前半後半に分けて考えていきましょう。

まず前半、

端午の「端」は「はじめの」という意味

を持った漢字。

そして後半、

端午の「午」は「時間や日にちを表す午(うま)」という意味

をもっている漢字です。

つまり、端と午の2文字を合体させた「端午」は、

「月はじめの午(うま)の日」を指している

ことが分かります。

私とは違う〝勘の良いひと〟は気づきます。

「ということは、なにも5月に限定されるものではないってこと?」と。

確かに、言葉の意味だけから判断すると、5月5日以外にもこの条件を満たす日は存在することになります。

ここに、

・5月が午(うま)の月であること

・「午(ご)」という読みが「五(ご)」に通じていること

・奇数が重なること(〝奇数日は邪気をはらうことができる〟と縁起の良い日とされている)

ことが付加され、

「午の月の端の午の日」=「5月5日」

となり、5月5日が端午の節句の日となったそうです。

□POINT
★現在の端午の節句は、様々な条件が揃う縁起の良い日



🎏こどもの日は男の子の日?①

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子どもの日って男の子のための日?

「どうして、子どもの日なのに男の子の日なんだろう…」

この場で解決してしまいましょう!

結論からお話しすると、

最初は端午の節句が男の子のためのものとは考えられていなかった!

調べてみると、時代の流れで変化していったことが分かってきました。

はじまりは、

豊作を祈る女性たちの風習

にあります。

「五月忌み」という、菖蒲やよもぎを使って邪気を払う風習。

女性たちが、豊穣を祈願し穢れを落とすためにおこなったものです。

豊作祈願、菖蒲の節句は豊作・無病息災と関係、端午の節句は豊作・無病息災と関係
子どもの日の起源は豊作と無病息災祈願にあり

この「五月忌み」という風習と、中国から伝わった〝節句の考え〟とが結びつき、

「端午の節句」が「菖蒲の節句」へと変化

していくことになります。

菖蒲湯のように、今も菖蒲が穢れや邪気を払うと言い伝えられているのは

・無病息災の祈願

・病気や災害からの厄除け

として広く使われてきた時代の名残。

端午の節句と定められた5月は、ちょうど田植えの始まる時期です。

すべてが結びついてくるのですね(^^

□POINT
★現在の端午の節句は、女性たちの風習からはじまった



🎏こどもの日は男の子の日?②

端午の節句、五月人形はいつからいつまで、人気の兜、人気の五月人形、おしゃれな五月人形

武士が頭角を現し、武家社会へと移り変わった鎌倉時代。

この頃から、

「菖蒲の節句」が「尚武の節句」と言われるようになった

と伝えられています。

理由は単純で、「菖蒲(しょうぶ)」の音が「尚武(しょうぶ)」と似ているから。

武士が中心の社会へと変わり、武道・武勇を重んじる考え方に寄り添うようになったということでしょう。

さらに、男の子が生まれると尚武を行うという行事になり、

武家は強さの象徴である「鎧」や「兜」、「武家人形」を飾るようになっていった

というわけです。

「端午の節句」を「菖蒲の節句」と呼び、さらに「尚武の節句」へと変化。

移り変わりと共に、男性色が色濃くなっていったわけですね。

今も残る〝菖蒲湯につかる習慣〟や、端午の節句の〝兜や五月人形〟の起源は、菖蒲(しょうぶ)=尚武(しょうぶ)と通じた鎌倉時代にありました。



🎏まとめ

それにしても昔の人(?)は、何となく似てるから…とか、縁起が良いから…って色んなものをくっつけて祝い過ぎですよね(笑)

いかがでしたか?何となく知っているようでも、しっかり理解をしてお祝いをするとまた違った気持ちになりそうではありませんか?

鯉のぼり・かしわもち・ちまき等の由来や意味については続編をご覧ください^^お楽しみに!

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