ストーリー、物語、小ばなし

商品背景こそ今も愛され続ける理由の要。創業200年の榮太樓

榮太樓ブランド

榮太樓の飴といえば…梅干し飴。缶に入ったニッキ飴。こんなお声。
気になって調べてみました。

榮太樓總本鋪さんは、文政元年に東京の日本橋に創業した老舗。
文政とは1818年から1831年の期間のこと。文政元年の1818年からは今年でちょうど200年!!
榮太樓には創業200年の歴史背景がありました。200年という歴史の凄さと、調べたタイミングが200年というドンピシャに驚きです。ちょっと興奮気味です。

今年で創業 200 周年を迎えた和菓子店榮太樓。
代表的なものには江戸菓子の金鍔(きんつば)、今回調べるキッカケとなった榮太樓飴があります。

代表商品には小ばなしが…

榮太樓の金鍔(きんつば)と榮太樓飴には、それぞれに〝小ばなし〟があるんです。
想いを込めて作られたモノには、〝必ず〟その背景に感動極まるエピソードがあるもの。そこに〝大切なもの〟が隠れていたりすることが多いので、見逃し厳禁。

榮太樓總本鋪ホームページより

・榮太樓の金鍔小ばなし ☞☞☞ http://www.eitaro.com/kintsuba/
・榮太樓飴の小ばなし  ☞☞☞ http://www.eitaro.com/ame/

~がんこに三角榮太樓飴~ ※一部、榮太樓総本舗HP引用

冒頭の「榮太樓の飴と言えば梅ぼし飴」。
このナゾ、小ばなしを読めばすぐに分かりました。

〝指でつまんだ三角の形が梅干しに似ていると、洒落好きの江戸っ子たちが「梅ぼ志飴」と名付けました〟

榮太樓飴、梅ぼ志飴、日本橋

光を浴びてこんなにも輝く〝梅ぼ志飴〟。キレイな色です

梅ぼ志飴の由来、そういうことだったのですね。
〝梅干し〟ではなく〝梅ぼ志〟。面白いですよね!
さらに、梅ぼ志と〝梅〟が商品名に入っているにも関わらず〝酸っぱくない〟って(笑)

「甘いものを酸っぱいものに喩える江戸っ子」とありますが、おいおいってツッコミを入れたくなる楽しさ。
この飴を未体験の方。味はどうなの?って、気になりますよね??
友人に披露する小ネタとしても十分過ぎる商品背景です。

梅干し、すっぱい

〝梅ぼ志飴〟なのに、梅干しの味は全くしないなんてね。シャレています

【個人感想】

梅ぼ志飴の味はと言うと、水飴ですね(笑)原材料が砂糖と水飴なので・・・他に表現のしようがない?かな。
金平糖の飴バージョンと言うのか。

くどくない甘さで、口の中も唇もベタベタせず、歯にくっつくようなことは無いです。
少し力を入れて噛むと、気持ち良く砕ける。そんな飴です。

ベタつきの無さにはビックリします。
昔から親しまれていた歴史のある飴なので、現代の飴と違い余分なものが入っていない。
純粋に甘みを楽しみ、飴を舐める楽しさを味わうための商品と言うことが出来ます。

缶入り商品の場合には、フタを開けるにも一工夫が必要です。これも楽しみの1つ??
缶入り榮太樓飴の開け方 ☞☞☞ http://www.eitaro.com/howto/

榮太樓飴、梅ぼ志飴、日本橋

榮太樓飴〝梅ぼ志飴〟の缶入り商品。和と洋が混じったオシャレ缶です

~江戸の丸い金鍔〝名代金鍔〟~ ※一部、榮太樓総本舗HPより引用

榮太樓のはじまりは、この金鍔(きんつば)から。
日本橋の地で、屋台で売り出したことに始まるとあります。
やがて、現在の日本橋本店がある場所に店舗をかまえ、3代目の栄太郎が屋号を幼名にちなんだ「榮太樓」としたあります。

金鍔とは、その名の通り〝「刀の鍔」をかたどったお菓子〟だそう。知らなかったです。
もともと京都にあった銀鍔というお菓子(粳の皮で餡を包んで焼いた菓子)がキッカケで生まれたのが金鍔です。銀鍔の皮を小麦粉に変えて焼くと、焼色が付き金色になったそう。銀より金の方が縁起が良いとの理由から「金鍔」と名付けられたとか。ここにも江戸っ子の洒落気質が。

榮太樓、名代金鍔、日本橋

榮太樓の〝名代金鍔〟。風格漂うパッケージです

きんつば

振りかけられた黒ごまがなんだか嬉しい。ゴマの風味をしっかりと味わえるきんつばです

刀、鍔、つば

〝刀の鍔〟と〝きんつば〟確かに似ている…知らなかった。剣道やっていたのに…

【個人感想】

刀の鍔(つば)は厚みが薄いイメージでしょうが、榮太樓の金鍔(きんつば)はしっかりとした厚みがあります。
薄皮なので、一見「甘さが重たいのかな?」と想像しましたが、口に運ぶと予想はハズレ。
たっぷりの餡は、程良い甘みでとても滑らかな口当たり
甘さがしつこかったり、口に残る甘みだと、すぐにお茶が欲しくなるものですよね?
榮太樓の金鍔は、〝1個を完食後、後からお茶〟でもいけるスッキリとした餡を楽しめます。
「もう1個食べちゃおうかな?」となる〝きんつば〟です。

🔶四季折々の金鍔

春は桜金鍔、夏は甘夏金鍔、秋は栗金鍔、冬は芋金鍔。
長い歴史を経て、現代では1年を通して金鍔を楽しめる仕掛けが作られています。
金鍔を堪能する、味わい尽くす楽しみが今の榮太樓にはあるようです。

榮太樓を調べる〝キッカケ〟となった出来事はこちら⤵⤵

老舗ならではのホンモノ感。榮太樓と辻利の文化が融合。これぞ『日本の茶飴』

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