七夕の「なんで?」。由来・歴史を子供に聞かれてドキリ!
(2019.7.8更新)
【Notice of today:実は知らない、七夕の「なんで?」】
こんにちは!
ある1日。子供たちに
「もうすぐ七夕だから、今年も笹に飾り付けしようねー」
と話したら、
「どうして七夕はお願いするの?」
と聞かれてドキリ。
毎年のイベントごと「七夕」なのに、ちゃんと知らないものなんですね。。。
雛祭りも、こどもの日のことも、ちゃんと調べたママだから。
七夕のことだって、今回もしっかりと調べて教えてあげるね!^^
🌠「棚機(たなばた)」という日本の神事
諸説あるようですが、どうやら「七夕の由来・歴史」とは、
日本の神事、中国の風習、星の伝説が合わさったもの
を今の「七夕」とする由来があるようです。
まず最初に、
「七夕の前身」となるもの
の存在についてから。
昔の日本の神事に
「棚機(たなばた)」
という行事があったそうです。
この棚機(たなばた)は、
女性が着物を織って棚にお供えし、神様を迎えて秋の豊作や人々のけがれをはらうというもの
だったそう。
選ばれた女性は「棚機女(たなばたつめ)」と呼ばれ、機屋(はたや)にこもって神様のために着物を織るのですが、その時使われていたのが「棚機(たなばた)」という織り機。
この行事は五節句のうちの一つ、
〝お盆を迎える行事として7月7日の夜に行われていた〟
もの。
ここから、「棚機=七夕(たなばた)」という行事の呼び方になったんですね!
🌠乞巧奠(きこうでん)という中国の風習
一方、中国には
「乞巧奠(きこうでん)」
と呼ばれる行事がありました。
これは、7月7日に裁縫の仕事をつかさどる星、織姫星(琴座のベガ、織女星とも)のように
〝はた織りが上手になりますように…とお祈りをする風習〟
で、庭先の祭壇に針などをそなえて、星に祈りをささげるというもの。
やがてははた織りだけでなく、芸事や書道などの上達をお祈りするようにもなったそうです。
今では何でもお願いする七夕も、もともとは
何かの「上達」を願う風習だった
のですね。
それが平安時代に日本に伝わると、宮中行事として七夕行事が行われるように。
いろいろなお供えをし、星を眺め、歌を詠み楽しみました。
そして神聖な木とされていた「梶」の葉に和歌を書いて願い事をしていたのが、江戸時代に庶民の七夕行事となった時、梶の葉の代わりに
短冊に歌や習い事の上達を願い、笹竹に吊るす
ことに変化。
現代の七夕に繋がっていると言われています。
なるほど、七夕も、他の節句のお祝いと同じく、中国の話を日本の文化と掛け合わせて作ってきたものなんですね!
次回は、
「七夕伝説について」「七夕で雨が降ったらどうなるの??」についてお話したいと思います^^お楽しみに!
NOTICEは、とある調剤薬局が取り組む
新しい情報サイトのカタチ。
身体にも、こころにも効きそうな
商品・情報をお届けいたします!!
あなたにとっての健康・美しさ・豊かさって?
新しい気付きを、NOTICEでぜひ発見してください。
私たちについての紹介ページもぜひご覧ください↓↓
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。