（2018.12.13更新）

【Notice of today：予防接種は計画的に】

年の瀬へ向けてまっしぐら。バタバタと過ごしていると、あっという間に年末ですね。

もうそろそろです、テレビ画面などから流れてくるようになります。

「今シーズンのインフルエンザはどうなるのか？？」「ワクチンはあるのか？」

 

💉時期が来てから考えればいい？？

インフルエンザの話題というのは、毎年〝必ず〟世間を賑わすニュースとして取り上げられます。

け・れ・ど・も…

「大丈夫だと思って予防接種はしてなかったの。今からじゃ無理だって…」

「インフルエンザのワクチンが足らないんだって。だから打てなかったんだ…」

早くに打っておけば良かった・・・こうなります。

調剤薬局に勤務していると、毎年〝必ず〟このようなお声を聞くことになります。

 

💉インフルエンザワクチンが足らない

〝したい〟ことが〝デキナイ〟。結構辛い事です。

〝インフルエンザの予防接種を打ちたい〟のに〝打てない〟。健康や安全に関係するものであればあるほどが、その辛さは更に大きなものになりますよね？

【インフルエンザワクチンの予防接種】を考えるときに、最も注意しなければならないこと。

それは、

【打ってもらうためのワクチンがあるのか？】

ということになります。

だからこそ、予防接種をするのかしないのかを含めて〝計画性〟が求められます。

 

💉2018～2019シーズンはどうなる

インフルエンザの流行が大きなものになるのか？それとも小さくすんでしまうものなのか？毎年、こればかりは蓋を開けてみないとわかりません。

ただ、インフルエンザの予防接種に必要となるワクチンの〝供給予測〟をたてることは出来ます。情報収集のためのアンテナをはって、日ごろお世話になっている方々の言葉に耳を傾ける。

そうすることで、ワクチンの生産状況に関する情報を入手することが出来るのです。

2018～2019シーズンは、昨シーズン2017～2018と同じく

『需要＞供給』と予想しています。

10月・11月については安定的に供給される見込み

※１１月に入り予防接種の予約をストップしている医療機関情報が入ってきています←更新

※１２月に入ってからも予防接種の予約・実施状況は不安定です。医療機関によって〝予約中〟〝予約受付ナシ〟〝問題なく実施出来ている〟など、対応はまちまちな状況。医療機関への電話確認のうえ、受診されることをオススメ致します←更新

となっています。

後述していますが、

インフルエンザの予防接種には〝接種タイミングの難しさ〟もあります。

・流行のピークにいかに合わせるか？

・体調不良を避けたいタイミングはいつなのか？

「予防接種をしたから安心」ではないことにも注意する必要があります。2018年９月、愛知県ではインフルエンザによる学校閉鎖が起こりました。

 

💉受験・仕事・結婚式などなど

多少の前後はありますが、例年１２月～翌年の３月ぐらいまでが最も警戒が必要となるインフルエンザ。寒さと乾燥が厳しい１～３月は、特に流行のピークとなることが多くなります。

この時期に、ちょうど〝大きなイベント〟を控えているという方。おそらく〝予防接種による対策〟のことが頭をよぎるのではないでしょうか？

受験生、大事な会議を控えている社会人、結婚式を控えた方などなど。慢性の病気を患っている方が必要とするケースだってあります。

ワクチンの有無に限らず、〝予防接種の効果が出始めるまでの期間〟も考慮しなければならない。とても大切なポイントです。

 

インフルエンザの予防接種は〝義務〟ではありません。予防接種をしていたとしても、インフルエンザにかかってしまうことだってあります。予防接種・インフルエンザワクチンのことを十分に理解し、ご自身のおかれている環境を考えたうえでご判断いただくと良いと思います。

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