【うちの子は大丈夫?】アレルギーって、何?
あなたの周りにアレルギーをお持ちの方はいらっしゃいますか?
何らかのアレルギー(アレルギー性疾患)に悩まされている日本人は、
全体の“20%以上”だと言われています。
つまり、5人に1人は何らかのアレルギーに悩まされているということになります。
今まで知らずに過ごしてきたけれど、実はアレルギーだった…。
大人になってから気が付いたり、発症してしまう方も少なくありません。
今回は【アレルギー】について、
“原因”や“メカニズム”、“遺伝”についてご説明してまいります^^
アレルギーは“免疫のエラー”からくる過剰反応
外部からウイルスなどの異物が私たちの体内に入ってきたときには、
外に出そうとしたり、攻撃をしたりしてからだを守ろうとする。
人間の体には、こういった働き【免疫】が備わっています。
この【免疫】が、
本来は人間の体に無害なはずの物質(花粉や食べ物など)に対して、
“体に有害である”とした間違った認識で過剰反応を起こしてしまう。
結果、くしゃみや目のかゆみ、場合によっては吐き気や下痢などの症状が出てしまう。
これを“アレルギー”というのです。
私たちのからだ。どうして間違ってしまうの?
ではなぜ、本来は“私たちを守るはずの免疫”が間違った認識を起こしてしまうのか…。
その原因は、「IgE(アイジーイー)抗体」にあります。
この「IgE(アイジーイー)抗体」は、
花粉、食べ物、ハウスダストなどのアレルゲンが“人間の体内に侵入してきた際に作られる抗体”です。
IgE抗体は、人間の“体の粘膜”や“皮膚”などに多い細胞(マスト細胞)の表面に集まっています。
アレルゲンがこのマスト細胞にくっついているIgE(アイジーイー)抗体と接触(結合といいます)してしまうと、マスト細胞からアレルギー症状を引き起こすヒスタミンなどの化学物質が一気に放出されます。
その結果、かゆみなどのアレルギー症状があらわれてくる…
これが[アレルギーの仕組み]です。
アレルギー科などで行われている「IgE検査(採血)」によって、
花粉・ハウスダスト・ダニなどのアレルゲンの有無(可能性)を調べることが出来ます。
アレルギーは遺伝するの?防ぐ方法は?
お子さんを持つお父さんお母さんにとって、
やはり気になるのは“アレルギー体質の遺伝”ではないでしょうか?
結果から申し上げますと、アレルギー体質は遺伝します。
子どもがアレルギーを発症する確率は、
◆両親ともアレルギーなしの場合…12%
◆片親がアレルギーの場合…19.8%
◆両親ともアレルギーの場合…42.9%
◆両親ともアレルギーで同じ症状の場合…72.2%
◆兄弟がアレルギーの場合…12%
となっています。
…結構、高い数字ですよね…。
症状に悩んでいる親御さんであれば、
なおさら、お子さんにはアレルギーで苦しんでほしくないと思うかと思います。
お子さんの発症を避けるためには、
“環境を整える”ことがとても重要になってきます。
環境を整えることが発症予防につながるのです。
“アレルゲンにさらされやすい環境”かどうかは非常に大切なこと。
乳児期早期に保湿等のスキンケアを始めることで
「アトピー性皮膚炎を30~50%予防できる可能性がある」との報告もあります。
小さなお子さんをお持ちのご家庭は、
いま一度、環境を見直してみると良いのかもしれません^^
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