【薬剤師監修】誰だって鬼になり得る。鬼滅の刃に学ぶ!『夢』
僕たちに出来ることなんて高が知れている。
ただ、僕たちに出来ることがあることも知っている。
僕たちは〝小さな気づき〟を届けるお手伝いを続けていく。
変わりたいと願い、変わるための準備をしているあなたへ。
大丈夫、変われるから。いつだって、変われるから。
心から応援しています。
株式会社インフィニット・エボリューション 代表取締役 永井 博
(2021.2.27更新)
【Notice of today:人間味(にんげんみ)】
「鬼滅の刃」は、鬼を滅するために立ち上がった人間と、人間を喰らう鬼とが描かれた漫画です。
今回は、架空の物語に生きる彼らから「夢」について学びます。
〝夢をみること〟〝理想を追うこと〟は、生きるために必要な原動力。
「どんな夢を抱いているのか?」
たった1つ、これだけで人となりは分かります。
『鬼滅の刃に学ぶ!夢編』
スタートです。
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もくじ
👹不死川実弥の名言💡
「守れなかった…。皆殺しにしてやる。」
※鬼滅の刃ジャンプコミックス16巻 著:吾峠呼世晴
皆殺しにしてやる。
夢は見るものでしょうか?
叶えるものでしょうか?
言うは易く行うは難し。
それが夢、理想を追うということ。
夢は大いに見て、現実のものにするものです。
あなたは夢を叶えようとしているだろうか?
「皆殺しにしてやる。」
鬼が言った言葉ではありません。
風柱として鬼殺隊の中心に男が語った誓いの言葉。
不死川実弥(しなずがわさねみ)が
〝鬼を〟皆殺しにしてやる
と言ったのです。
実弥の胸に生じた〝後悔の念〟が、彼に皆殺しという乱暴な言葉を使わせたのです。
悔しさは人を強くします。
後悔のない人生であることに越したことはないわけですが、
紆余曲折した経験をしたからこその今
を納得ずくで生きているひとは少なくないはずです。
失敗して、後悔して、そこから学ぶ。
新しいものは後悔からの反省の末に生まれます。
皆殺しにしたいほどの憎しみが、夢の実現を近づけることだってあるかもしれません。
夢を叶えようと歩を進める人間は、ギラギラしています。
見た目とは裏腹に、小さな後悔と大きな後悔が入り混じっているにも関わらず、その目は生きている。
強い後悔から来る〝反動〟こそが夢へと近づく劇薬となる
のです。
〝皆殺し〟とまで言った実弥には、失敗や過ちをそのままでは終わらせないという強い決意がある。
転んでも起き上がる。
また転んでも、また起き上がる。
夢の実現に大切なのは諦めないこと!
大丈夫、まだまだこれから。
大丈夫、ここからがスタート。
👹魘夢の名言💡
「夢を見ながら死ねるなんて幸せだよね。」
※鬼滅の刃ジャンプコミックス7巻 著:吾峠呼世晴
夢には〝現実世界で抱く欲求や願望〟と〝睡眠中にみる非現実な世界〟とがある。
眠り鬼である魘夢(えんむ)がみせるのは
現実と非現実を兼ねる夢
です。
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編で炭治郎たちの前に立ちはだかった彼が教えてくれるものとは?
「人間の歪んだ顔が大好物」だと語る魘夢は、血鬼術を使って他人の夢を操る。
※鬼血術(けっきじゅつ):鬼がもつ個別の能力。鬼になる前の潜在意識が反映されている
幸せな夢を見せることも、不幸な夢を見せることも彼の意のまま。
鬼の手によるものかどうかはさておき、あなたにも
見た夢に現実と非現実をゴチャ混ぜにされた経験
があるのではないだろうか?
夢のなかで・・・
今はもう会えるはずのない人と再開する。
夢のなかで・・・
思い出したくもない失敗をする。
悪夢からの目覚めにホッとすることもあれば、吉夢のあとに
現実を生きるよりも幸せな夢を見続けているほうが楽
だと感じることもあるのではないだろうか?
「夢を見ながら死ねるなんて幸せだよね。」
魘夢の言葉には続きがあって、
「だって、生きるって大変でしょ?」
と言われているような気がしてならない。
私はこの世に生を受けた時点で、生きていくという使命を背負う。
今が幸せであろうが不幸であろうが、現実を生きていかなければならない。
布団の中で見る夢は
再び歩き出す前の小休止
でしかない。
予知夢であろうが不安夢であろうが、みているだけでは何も変わらないのが夢というもの。
なければ無いで息苦しくなってしまうのもまた夢。
あなたにとっての夢とは、叶えるもの?みるもの?
👹伊黒小芭内の名言💡
「もう1度人間に生まれ変われたら、今度は必ず君に好きだと伝える。」
※鬼滅の刃ジャンプコミックス22巻 著:吾峠呼世晴
今度は必ず君に好きだと伝える。
伊黒小芭内(いぐろおばない)が語った夢は、
「こうありたい」「こうなりたい」と胸に抱く願望
としての夢です。
生きていくために必要な夢について、彼から学びます。
「こうありたい」「こうなりたい」と願うことを「夢をみる」と言います。
胸に宿す夢には、
・実現の可能性がある夢
と
・決して叶うことのない夢
の2種類があります。
蛇柱の小芭内が夢みたのは、
決して〝叶うことのない夢〟
です。
努力しても、どんなにあがいても決して叶わない夢。
小芭内の夢は、
鬼のいない平和な世界で、もう1度人間に生まれ変わること。
鬼の根源を絶った後、一度死ぬ。
平和な世の中を作り、自身に流れる穢れた血も浄化する。
そして初めて、君に好きだと伝えることが出来る。
蘇りは、生まれ変わることの出来ない人間が抱く、叶えることの出来ない夢です。
私たちが「こうありたい」「こうなりたい」の願う夢の多くは、叶えるためのチャンスが与えられています。
小芭内の言葉から学ぶべきことは、
実現の可能性がある夢ならば、掴み取る努力を欠かしちゃいけない
ということ。
生きるために必要な夢は、見るだけではダメ。叶えましょう!
👹産屋敷耀哉の名言💡
「杓子定規に物を考えてはいけないよ」
※鬼滅の刃ジャンプコミックス14巻 著:吾峠呼世晴
まずは漢字の読みから。
「杓子定規」と書いて「しゃくしじょうぎ」と読みます。
杓子とは
〝汁やご飯をもったりよそったりする道具〟
のことで、曲がった形状に特徴があります。
杓子(しゃくし)と定規(じょうぎ)の形を想像すればすぐに分かる通り、
「杓子定規に物を考えてはいけないよ。」
とは
曲がっている杓子を定規として使うことの不適当
を指摘した言葉です。
夢を追いかけることはとても素敵なことです。
人生における醍醐味と言っても決して過言ではありません。
夢を叶えるためには〝心の声に従って生きる〟ことが大事。
人は目標を達成するために、自分で考え、自分で決めたことをコツコツとこなします。
ただ、時に必要となるのが
・融通を利かせて物事を考える
・機転を利かせた行動をとる
ということ。
「自分が…」「自分が…」と
型に当てはめて考えるとうまくいかない
ことが多々あるという事実です。
産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)の言葉は、
融通を利かせることが出来ない、柔軟な考え方が出来ない
ことの〝マズさ〟を語ったもの。
自分を突き通さずに周りに流されてばかりではいけませんが、
「物事を杓子定規に考えてばかりではいけない」
と言っているのです。
うまく立ち回ることが出来ないと、
「可能性を自ら押し殺しかねない」
という危険性。
人は慣れてしまう生き物だから、忘れてしまう生き物だから、何度も思い出して心に留めておきたい言葉ではないだろうか。
人生には、1つとして同じものは無い。
だからこそ、他人の一生には学ぶべきところがたくさんあると思う。
to be continued…
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