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【薬剤師監修】誰だって鬼になり得る。鬼滅の刃に学ぶ!「愛」

私たちに出来ることなんて高が知れている。
だけど、出来ることがあることも知っている。

私たちは〝小さな気づき〟を届け続ける。
変わりたいと願い、変わるための準備をしているあなたへ。

大丈夫、変われるから。いつだって、変われるから。
心から応援しています。

株式会社インフィニット・エボリューション 代表取締役 永井 博

(2021.2.16更新)

【Notice of today:人間味(にんげんみ)】

「鬼滅の刃」は、鬼を滅するために立ち上がった人間と、人間を喰らう鬼とが描かれた漫画。

架空の物語ではありますが、

人間味に溢れるキャラクターが多数登場する

のが鬼滅の刃です。

架空の世界に生きる彼らから。

漫画のなかで生きる彼らから。

私たち人間が人間味を学ぶ。

おかしいと思うかもしれませんが、これが現実。

「あなたは今を生きていますか?」

『鬼滅の刃に学ぶ!愛編』

スタート!!

※テキスト・画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。





👹竈門炭治郎の名言💡

「嘘だよ。本当はそんなこと思ってないよ。全部嘘だよ。」

※鬼滅の刃ジャンプコミックス11巻 著:吾峠呼世晴

□竈門炭治郎「主人公」
嘘だよ。本当はそんなこと思ってないよ。
全部嘘だよ。

親子。兄弟。夫婦。恋人。親友…。

形がなくても壊れてしまうのが人間関係

です。

大切な関係を「壊したい!」なんて考える人はいないはずなのに、どうして、たくさんの別れが生まれるのか?

竈門炭治郎(かまどたんじろう)からは、愛が傷つきやすいものであることを学ぶ。

あなたが〝大切に想う人〟は誰ですか?


「鬼滅の刃」11巻に描かれているのは、鬼の兄妹、妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)の死。

兄妹は死に際に、兄が妹を、妹が兄を、お互いを罵倒し、否定し合う。

そんな悲惨な場面に割って入った竈門炭治郎(かまどたんじろう)。

彼は

「本当はそんなこと思ってないよ、全部嘘だよ」

と兄妹に語り掛けるのです。


死の間際になってまでいがみ合う兄妹。

そんな2人の姿にウソを感じ取った炭治郎の言葉。

「全部嘘だよ」

兄妹の姿に、炭治郎の言葉に、あなたも何かを感じたと思いますが、

私は〝過去の汚点〟をほじくり返される

ことになります。

忘れられない、取り返しのつかない過ち。


高校2年。

私は絶好調でした。

楽しくなる〝はず〟だった学校の帰り道で、2人は〝些細なこと〟で言い合いをはじめる。

後悔先に立たず。

調子にノッていました。

私が〝思わず〟口走った「最低な一言」に、悲しい表情をして

「それだけは言っちゃダメだよ」

って返された過去…。

何年経っても忘れられない。

時が経てばたつほどに辛くなっていく過去の出来事。

『口にしてはいけない言葉』って存在する

のです。


一時の感情かもしれない。

勢いに任せて思わず口走った一言かもしれない。

それでも、

たった一言が取り返しのつかない事態を招いてしまう言葉になるかもしれない

のです。

現に、私の場合は何十年も足枷になっているのです、たった一言が…。

「本当はそんなこと思ってないよ、全部嘘だよ。」

こんな風に

2人の間に入ってくれる炭治郎はいなかったから…。


言葉って、本当に気を付けて使わないといけません。

親しい間柄であればあるほど、言葉の選択には注意が必要。

愛を育むためにはたくさんのものが必要ですが、愛を枯らすのはたった一言で事足りる。

「全部嘘だよ。そんなこと思っていないよ。」だなんて後悔するくらいなら、

相手の心に傷を残すかもしれない言葉は、絶対に口にしてはいけない。

何を言っても大丈夫な関係なんて、私は存在しないと思う。




👹猗窩座の名言💡

「今日行けなくても来年も再来年も花火は上がるからその時行けばいいですよ。」

※鬼滅の刃ジャンプコミックス18巻 著:吾峠呼世晴

□猗窩座「十二鬼月上弦の参」
今日行けなくても来年も再来年も花火は上がるから
その時行けばいいですよ。

どこまでも貪欲に…。ただ強くなりたい…。

ひたすらに〝 強さ〟だけを追い求め、上弦の参まで昇り詰めた鬼。

猗窩座(あかざ)が欲したのは

大切なものを〝失わないため〟の強さ

です。

高み、至高の領域を求め続けた彼が教えてくれる愛とは?


鬼となる前の彼の名は、狛治(はくじ)。

15歳の彼には、病弱で床に臥せる恋雪(こゆき)の世話係という務めがありました。

ある日、看病ばかりに時間を費やす狛治に、13歳の恋雪は

「町の打ち上げ花火を見に行ってきたらどうか?」

と促します。

この時、狛治が彼女の言葉を全く意に介さずに語ったのが

「今日行けなくても来年も再来年も花火は上がるから、その時行けばいいですよ。」

です。

今と比べて遥かに娯楽の少ない時代に生きる狛治たちにとって、打ち上がる花火は相当に貴重であったはず。

けれど、狛治には〝もっと大切なもの〟が見えていた。

来年も、再来年も、2人が一緒にいること。

彼の生きる原動力は2人でいる未来

です。


〝待つ〟という行為は、とても苦痛を伴うものです。

大切なひとの帰りを待つ。

電車やバス、タクシーを待つ。

スルーされたLINEの既読を待つ。

日常に起こる些細なトラブルにすら、私たちは大きな不安と強いストレスを抱いてしまう…。

猗窩座の言葉が教えてくれるのは、

時流に逆らわないこと

です。

思い通りにいかないのが人生。

すべて順調とはいかないのが人生。

ならば、

あえて〝逆らわない〟という選択をした人生を生きる。

狛治は猗窩座となり、彼にもまた原動力が生まれます。


鬼として数百年を生きる。

猗窩座の原動力は、挫折から会得した己の無力さです。

思い描く未来は掴みにいかなければ手に入らない。

花火は〝来年〟も上がる

花火は〝再来年〟も上がる

そうではない。

大切なものが来年も再来年も傍にあるとは限らない。

大切なものを守るためには、努力して、努力して、努力し続けなければならない。

打ち上げ花火は一緒に見に行くものではなくて、自分たちで打ち上げるもの。

きっと、猗窩座はそう思っている。




👹竈門禰豆子の名言💡

「幸せかどうかは自分で決める。
大切なのは〝今〟なんだよ。」

□竈門禰豆子「主人公の妹」
幸せかどうかは自分で決める。
大切なのは〝今〟なんだよ。

竈門禰豆子(かまどねずこ)の言葉は、「鬼滅の刃」のノベライズ本「しあわせの花」からの抜粋。

女の子、禰豆子が幸せについて兄炭治郎へと語った言葉です。

彼女の言葉から「愛のかたち」について学ぶ。


「幸せかどうかは自分で決める。」

この言葉、当事者が自分である場合には違和感なく受け入れることが出来ます。

「自分のことは自分で決める!」

あなたも納得の考え方ですよね?

けれど、

〝大切に想う人の事〟となると話が別

になってしまうから不思議です。

家族の幸せ。

恋人の幸せ。

友人の幸せ。

相手のことを想ってかけた言葉なのに、

・ただ鬱陶しがられた…

・自分の意見の押し付けになってしまった…

なんてこと、あなたも経験済ではありませんか?


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兄の炭治郎と妹の禰豆子

「幸せかどうかは自分で決める。大切なのは〝今〟なんだよ」

心配する兄に対し、妹の禰豆子が兄へと返した言葉。

大切に想うばかりに、想いが強いばかりに、

いつの間にか当人のキモチを頓挫してしまった瞬間

が描かれています。

他人へ意見を述べるときは、1度〝呼吸〟を整えてから発信する必要がある。

本当に相手を想っての発言か?

ねじ曲がった愛ではないか?

竈門兄妹が教えてくれる愛。




👹栗花落カナヲの名言💡

「みんな泣いてたのに。泣けなくてごめんなさい。

※鬼滅の刃ジャンプコミックス19巻 著:吾峠呼世晴

□栗花落カナヲ「鬼滅隊」
みんな泣いてたのに
泣けなくてごめんなさい。

涙を見せる人と見せない人がいます。

周りの誰もが涙を流しているのに、ひとりだけ変化を見せなかったり…。

テレビを見たり音楽を聴いたりするだけで涙が溢れるひともいたり…。

栗花落(つゆり)カナヲから学べるのは、涙を見せない〝愛のかたち〟。


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遺体となってしまった大切なひとを前に、茫然としていたことがあります。

「大丈夫か?」

声をかけられて我に返ったことを今でも覚えています。

大切なひとを亡くした私でしたが、涙は出てこなかったんです。

悲しくないから涙が出なかったわけではありません。

こんな経験から、私は

涙の有無で人の心を読むことは絶対に出来ない

と思っています。


「泣けなくてごめんなさい。」

と言った栗花落カナヲ。

「鬼滅の刃」19巻には、カナヲが〝泣けなかった場面〟と〝悲しさと悔しさで思いっきり泣いているシーン〟が描かれています。

カナヲが〝泣かない女の子〟なのではありません。

涙を貯める心のダムは人それぞれ大きさが違う

ということです。

目に見える涙を流していなくとも、心で泣いている人もいる。

大切だからこそ、愛しているからこそ、泣けない。

カナヲが教えてくれる愛のかたちです。




👹胡蝶カナエの名言💡

「普通の女の子の幸せを手に入れて、お婆さんになるまで生きて欲しいのよ。」

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※鬼滅の刃ジャンプコミックス16巻 著:吾峠呼世晴

□胡蝶カナエ「鬼殺隊元花柱」
普通の女の子の幸せを手に入れて
お婆さんになるまで生きて欲しいのよ。

こせこせしたところのない、いつも優しい表情を浮かべる胡蝶カナエ。

彼女が教えてくれる愛のかたちは、普通の幸せ。


あなたは〝平凡〟という言葉をどのように思いますか?

※平凡:これといったすぐれた特色もなく、ごくあたりまえなこと。また、そのさま
Byコトバンク「平凡

私が社会に出てすぐのこと。

祖母がはにかみ顔でかけてくれた言葉が今も忘れられない。

「平凡でいなさい。あれこれ望まずに。平凡でいればいいんだから。」

当時、祖母が言わんとすることは〝なんとなく〟分かりました。

「地に足をつけて歩け」

ってことだよね、おばあちゃん…って。

〝なんとなく〟分かったつもり。

だけど、「平凡じゃ嫌だよ」とも思ってた。


それ以来、平凡という言葉に触れるたびに祖母の言葉を思い出す。

ただ、あれから何年も経ったにも関わらず、私は相変わらず〝平凡であることの幸せ〟を理解出来ていない。

「〇〇がしたい!」「△△もしたい!」

「●●が欲しい!」「▲▲も欲しい!」

仕事だってまだまだやりたい事だらけ…。欲の塊。欲を消し去れない…。

私が変わる前に、祖母は令和のコロナ禍で亡くなりました。


「普通の女の子の幸せを手に入れて、お婆さんになるまで生きて欲しいのよ。」

胡蝶カナエの言葉は、妹の胡蝶しのぶへと伝えた想いです。

姉が妹の〝女の子としての平凡な幸せ〟を願っている

言葉。

私の祖母と胡蝶カナエとでは置かれている環境が全く違うけれど、カナエがしのぶへと語った「普通の女の子の幸せ」と、私が言われた「平凡でいればいい」が重なります。

「姉から妹へ」。

「祖母から孫へ」。

どちらも同じ愛のかたち。




👹甘露寺蜜璃の名言💡

「伊黒さんと食べるご飯が一番美味しいの」

※鬼滅の刃ジャンプコミックス23巻 著:吾峠呼世晴

想いを伝える方法はいくつもあります。

仕草や表情。

態度や行動。

そして、言葉。

恋柱の甘露寺蜜璃が語った言葉には、

相手を想う強い気持ち

が詰まっている。


人間の〝三大欲求の1つ〟と言われている食欲。

人間は食べなければ生きていけないので、欲のトップ3にランクインしているのでしょう。

ともすれば、

〝ご飯の時間〟というのはとてもとても大事

だということ。

甘露寺は〝食べることが大好きな女性〟ですから、彼女の場合は特に〝優先順位が高い〟と考えることが出来ます。


大好き。愛してる。素敵。大切。

相手に〝想いを伝えるために使う言葉〟はいくつもあります。

でも、

「伊黒さんと食べるご飯が一番美味しいの」

甘露寺の伊黒小芭内に対する想いがこれほどまでに強く込められた言葉は他には無いと私は思うのです。

ご飯を食べるという行為は人生で何度も繰り返すもの。

そんな食べることが大好きだという甘露寺。

彼女にとって

最も大切な時と言える場面に〝不可欠な存在〟として選ばれた

伊黒。

彼女に「一緒に食べるご飯が一番美味しい」と言わせた伊黒小芭内を、私は凄い男だと思う。




人生には、1つとして同じものは無い。

だからこそ、他人の一生には学ぶべきところがたくさんあると思う。

to be continued…

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