呪術廻戦、じゅじゅつかいせん、漫画、マンガ、アニメ、虎杖悠仁、いたどりゆうじ、五条悟、ごじょうさとる、Jujutsu Kaisen

【薬剤師監修】「呪術廻戦」に学ぶ人間らしさ第3弾!!注目ポイントは負のワード!

【Notice of today:負≠マイナス】

呪術廻戦、じゅじゅつかいせん、漫画、マンガ、アニメ、虎杖悠仁、いたどりゆうじ、五条悟、ごじょうさとる、Jujutsu Kaisen
呪術廻戦「第9巻~第12巻」

(2021.3.2更新)

呪いを宿し、呪いを祓え。

週刊少年ジャンプ連載の「呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)」は、人間の負の感情が具現化した呪霊と、それを祓(はら)う呪術師を描いた漫画です。

今回は第3弾!!!

呪術廻戦にみつけた〝光り輝く暗い言葉たち〟が、あなたに新しい気づきをもたらしてくれる。

最後まで見て損はしない。

それでは、第3弾のスタート!! !

★名言引用元: 呪術廻戦ジャンプコミックス
・呪術廻戦 第9巻  「玉折」
・呪術廻戦 第10巻 「宴祭り」
・呪術廻戦 第11巻 「渋谷事変-開門-」
・呪術廻戦 第12巻 「渋谷事変-降霊-」
(著)芥見下々(あくたみげげ)

※音声が出ます⤵


※第1弾(虎杖悠二、伏黒恵、七海建人、真人)はこちら⤵⤵


※第2弾(パンダ、東堂葵、真人、五条悟、夏油傑)はこちら⤵⤵


※第4弾(禪院直毘人、両面宿儺、禪院真希)はこちら⤵⤵


※第5弾(五条悟、虎杖悠二、東堂葵、禪院真依、釘崎野薔薇)はこちら⤵⤵




📚呪術廻戦コミックス第9巻

呪術廻戦、漫画、マンガ、アニメ、五条悟、東堂葵
呪術廻戦 第9巻

九十九由基「ここの人達がやってるのは対症療法。私は原因療法がしたいの」

★特級呪術師 九十九由基(つくもゆき)

謎多き女性として描かれている九十九由基。

「どんな女が好み(タイプ)かな?」

という彼女の言葉は東堂葵の〝ソレ〟と似てインパクトがありましたよね?

特級呪術師である九十九の性格が垣間見れる場面です。

今回の負のワードは「対症療法」。

療法とは「治療の方法」のことで、

食事療法、免疫療法、理学療法、心理療法、催眠療法…

聞き覚えのある言葉がいくともあるはず。

〝人体に対するなんらかの不利益〟に対処する場合に「〇〇療法」が取り入れられます。

※これからお話しするのは、対症療法が悪いという話ではありません


呪術廻戦に登場する呪術師というのは、呪術を使って呪霊を祓う人のこと。

特級呪術師の九十九由基は、呪術師のなかでも〝実力者〟として知られる人物です。

そんな彼女が語った

〝呪術師としての自らの使命〟

が、呪術廻戦の第9巻に記されています。

「この人達がやってるのは対症療法。私は原因療法がしたいの。」

九十九が言葉にした対症療法というのは、人間の負の感情から生まれた呪霊を狩ること。

五条悟をはじめとした、多くの呪術師の面々が取り組んでいる呪霊の排除です。

彼女が「したい」と語る原因療法は、

「呪霊そのものが生まれない世界を作る」

というもの。

つまり、九十九由基が望んでいるのは

問題そのものが起こらない世界

です。

〝火種〟そのものを絶やす〝原因療法〟がしたい。


呪術廻戦次巻、呪術廻戦の行く末、呪術廻戦の未来

2020年に蔓延した新型コロナウイルスでいえば、大流行を表す

第2波、第3波が起こらないように対処するのが「原因療法」

となり、

現実に起きてしまった第2、第3の波に対処するのが「対症療法」

というわけ。

大別すれば

原因療法は先手、対症療法は後手

と言える。

「10回に1回の当たりが出れば良い」と言われる世の中だから、必ずしも満足のいく結果なんて出ない。

それでも、

先手を打つことで、少しでも後手の出番を減らせるのならば上出来

と思う。

〝過去の自分〟ではなく〝未来の自分〟に対してより一層の期待を膨らませる。

過去を振り返ってもらうためではなく、あなたの未来に期待をして欲しいからこのページを作り続けます。

※呪術廻戦第9巻の試し読みはこちらから




📚呪術廻戦コミックス第10巻

呪術廻戦、漫画、マンガ、アニメ、五条悟、東堂葵
呪術廻戦 第10巻

三輪霞「仲良くなりすぎるといなくなった時辛いもんね」

★呪術高専京都校2年 三級呪術師 三輪霞(みわかすみ)

呪術高等専門学校。

東京と京都に校舎があるが、三輪霞は京都校へと通う。

〝個性的な生徒たち〟が在籍するなかで、彼女は〝自分は普通の呪術師〟だと語る。

〝学生らしい〟三輪霞の言葉

に見つけた負のワードは「辛さ」。

あなたに懐かしい記憶を呼び覚ますかもしれない…。


呪術廻戦戦友、呪術廻戦友達、呪術廻戦仲間

新しいクラスで友達が出来た!

仲良しグループから抜けた…

私たちは〝くっついたり〟〝離れたり〟の人間関係を繰り返している。

人間は〝引き合う力〟と〝引き離す力〟を自然発生させてしまう生き物

であるから、このことは必然。

それゆえに、他人との間に生まれる〝辛い〟という感情もまた、私たちは避けては通れない。

厄介なことに、

人間関係が深くなればなるほど、お互いの影響力は大きく強くなっていく

から更にややこしくなる…。

だから辛い…。


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三輪霞

三輪霞が語った辛さは、実はとても身近なところにある。

ナゼなら、ひとは1人では生きていくことが出来ないから。

他人と親密になれば

得られる喜びも大きくなるし、失う悲しみも深いものになっていく。

学生だった〝あの頃〟、あんなにも仲良くなることに一生懸命だったのに…。

「仲良くなりすぎるといなくなった時辛いもんね」

「人と仲良くなりたい」という感情、どこかに置き忘れてきていませんか?

今からでも遅くはない。

心を開いて生きていこう。

※呪術廻戦第10巻の試し読みはこちらから




📚呪術廻戦コミックス第11巻

呪術廻戦、漫画、マンガ、アニメ、五条悟、東堂葵
呪術廻戦 第11巻

五条悟「オマエはそろそろ起きろよ」

★特級呪術師 五条悟(ごじょうさとる)

〝先延ばし体質〟は良いものとは言えない。

「そろそろ始めないと…」

「そろそろ本気…」

あなたにも思い当たるところがあるのでは?

今回の負のワードは「そろそろ」。

五条悟が自分ではなく〝他人に対して〟使った言葉です。


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五条悟

goo国語辞書によると、「そろそろ」は

・動作が静かにゆっくりと行われるさま

・ある時期、状態になりつつあるさま

であると記されています。

前述したように、私が「そろそろ」という言葉を使うのは

物事が滞っていることを自覚しながらも放置している

自分がいるとき。つまり、

なにかを後回しにする「ダメな自分」がいる

時ということになります。

前向きに考えるとすれば、「自分にハッパをかけるために使っている言葉」と解釈することも出来なくもありません。


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五条悟

五条悟が呪術によって操られている夏油傑(げとうすぐる)に対してかけた言葉。

「オマエはそろそろ起きろよ」

いつも通り、淡々と、端的に語られている。

友である夏油、己以外へと向けて発信された「そろそろ」という言葉。

ハッパをかけるというよりは

期待と無念さが入り混じった言葉

に聞こえてくる…。


「そろそろ」という言葉は

〝はじまりの合図

でもあります。

自分自身に対して意図的に使おうが、夏油のように他人から指摘されようが、ベクトルの先は〝未来〟を指し示している。

物事をダラダラと引きずっている負の状態で生まれる言葉ですが、考え方次第では

プラスへと導いてくれる言葉

とも言える。

要は、実際に動き出すことが出来れば結果オーライ。

大切なのは過去ではなくて、一歩先の未来にいる自分。

※呪術廻戦第11巻の試し読みはこちらから




📚呪術廻戦コミックス第12巻

呪術廻戦、漫画、マンガ、アニメ、五条悟、東堂葵
呪術廻戦 第12巻

冥冥「限界がきたんだ」

★1級呪術師 By 冥冥(めいめい)

烏を操る術式を使う冥冥。

彼女が〝金がすべて〟と考える断片が見え隠れする言葉からは、「限界」という負のワードを抜粋します。

肉体、精神、能力…。物事には「限界」が存在する。

呪術廻戦で〝キー〟となっている「領域」と同じです。


※限界とは、物事の、これ以上あるいはこれより外には出られないというぎりぎりの範囲、境。限り。(引用元:goo国語辞典)

文字通り〝ギリギリのライン〟を表す言葉が「限界」です。

プラスの言葉(正のワード)かマイナスの言葉(負のワード)かの2択で判断するとしたら、限界は〝負のワード〟よりの言葉であると考えるのが一般的でしょう。

けれど、少しだけ視点を変えてみるとどうなるか?

・自分の限界に挑戦する

・己を限界まで追い込む

・可能な限り限界に挑む

といった言葉にある限界には、

〝圧倒的なアクティブさ〟

があるように思えてきませんか?


「でもね、限界がきたんだ」

冥冥が語ったこの言葉には、

限界に達した体験をしたことがある人にしか分からない凄さ

があります。

限界は〝全力でやり切った時にしか到達出来ない状態〟であって、限界を経験したことのある人にしか

限界点に辿り着くことが如何に難しいかは分かり得ない

ものだから。


「挫けたさ、挫けたからこそ…花開いたのさ(一部割愛)」

呪術の世界で限界を悟った冥冥。

彼女の魅力は

己の限界を知って尚、自分の限界を底上げした

点にあります。

その時点では限界だったものを、過去のものにしてしまう強さ。

人間の凄さ、魅力が最大限に見えるのは、限界を超えていく姿なのかもしれませんね。

※呪術廻戦第12巻の試し読みはこちらから




to be continued…

それではまた~

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