実録!調剤薬局で聞き取り調査!!「あなたが愛用しているマスクを教えてください」
(2021.6.5更新)
【Notice of today:マスクとの付き合い方】
新型コロナウイルス緊急事態宣言。略して、緊急事態宣言。
「耳にたこができる」とはこのこと。
でもね、
最初に発令されたのがいつだったか?
日本国民の何%の人が答えられるでしょうか?➡解答は最後に
今回は、長引くコロナ禍で〝私たちのルーティン〟となった〝マスク着用〟がテーマです。
実際に使われているマスクは何か?
どのようなマスクが好まれているのか?
愛知県大府市にある【おおぶ東調剤薬局】で開催している〝にじたまサロン〟で
「マスク着用の実態」を調査
してみました!!
あなたのマスク使いの参考になれば幸いです。
★にじたまチャンネル開設!!⤵⤵
もくじ
🌈にじたまサロン
まずは「にじたまサロン」の説明を簡単に。
株式会社INFINITE EVOLUTION(インフィニット・エボリューション)では、運営する保険調剤薬局「おおぶ東調剤薬局」にて
利用者様向けのサロン
を平日10:00~12:30、16:00~18:00(※変更の場合は公式Twitterでご案内)で開催しています。
弊社の広報部長、栗田隆由(くりたたかよし)が〝にじたま店長〟として演者を務め、世界中で唯一無二、弊社オリジナルのイベントとして2021年3月1日に生まれました。
2週間に1テーマ
を設け、処方箋の持ち込みや物販コーナーへと足を運んでいただいた薬局利用者へと
生活を豊かにする豆知識をお伝えする取り組み
を実践しています。
2021年3月、第1・2週にじたまサロンのテーマは「マスク」。
🌈発表!みんなが愛用するマスクはコレだ!!
今回の「にじたまサロン」にご参加いただけたのは
10代~90代の男女188名!!
まずは、実際に着用されていたマスク。
不織布マスク、ガーゼマスク、ウレタンマスクの3種類に区分し、着用率を分析してみました。
すると・・・
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第一位:不織布マスク
全体の77%を占める144名の方が着用していたのが不織布マスク。
堂々の第一位です。
第二位:ガーゼマスク16%(31名)
第三位:ウレタンマスク7%(13名)
という結果。
本来、衛生面を担保するために用いられるのがマスク。
にじたまサロンが調剤薬局で開催されていることも加味すると、不織布マスクの1位は妥当な結果と言えそうです。
先程のものは2週間の集計結果。
更に細かく、週ごとの内訳結果はこちら⤵⤵
※第1週(2021.3.1~3.5)100名
第一位:不織布マスク
全体の75%、75名の方が不織布マスクを着用。
第二位:ガーゼマスク18%(18名)
第三位:ウレタンマスク7%(7名)
※第2週(2021.3.8~3.12)88名
第一位:不織布マスク
全体の78%、69名の方が不織布マスクを着用。
・ガーゼマスク13名 全体の15%
・ウレタンマスク6名 全体の7%
🌈要チェック!貴重なご意見たち
今回の調査で〝判明〟した不織布マスクの着用率は70%強。
あなたは〝想定内の結果〟と感じたかもしれませんね。
実際、
コロナ対策として不織布マスクを着用することが有意義である
という〝正しい認識〟は広く浸透していることを肌で感じることが出来ました。
やはり、メディアの影響は大きいといったところでしょうか?
ただ、なかには不織布マスクに対するマイナスの意見もチラホラあったのもまた事実で、私たちは〝コレ〟こそがあなたへとお伝えしなければならない〝貴重な意見〟であると認識。
まとめてみました、是非ご参考ください⤵⤵
・不織布マスクが肌に合わない。だから1枚目に布マスクをしている
→
「不織布マスクは肌に優しいか?」
と問われれば、私たち薬局スタッフは
「ガーゼマスクやウレタンマスクと比べると劣る」
と回答します。
実際に
「頬が痒くなる」「ひどくかぶれた」「肌荒れする」といった意見を頂戴することは少なくない
というのが正直なところです。
・不織布マスクは耳に負担がかかる
→
不織布マスクを購入する際に
〝ゴム紐〟を気にされる方は非常に多い
です。
丸ゴムなのか、平ゴムなのか、ゴムは柔らかいか…etc。
おおぶ東調剤薬局では丸ゴムと平ゴムの2種類を店頭陳列し、選択いただけるように商品展開しています。
・使い捨ての不織布マスクは環境に悪い。捨てられたマスクは不衛生だ
→
個人的にこの意見には驚きました。
廃棄物が増えることは環境にとってはマイナス。至極真っ当なご意見です。
私たちは長引くコロナ渦で感覚が麻痺しているのかもしれませんね。
環境を配慮したニュースを耳にすることはありませんし、使い捨てマスクの廃棄方法を取り上げるメディアを最近は目にしません。
・中国製とか怖い…
→
マスクに限ったことではありませんが、商品の生産国を気にする声はとても多いです。
ただ、日本ブランドが生産工場を海外に持っているのは周知の事実で、大切なのはその品質です。
そこで、にじたま店長栗田が皆様にご紹介したのがこちらのマーク⤵⤵
一般社団法人日本衛生材料工業連合会(JHPIA)を構成している「全国マスク工業会」の会員マークです。
「JHPIA」についてこの場で詳細を説明することは避けますが、このマークが意味するものは〝責任〟。
国内基準の品質を担保することを約束したメーカーが作った商品
であることを明らかにしているのが「JHPIA」のマーク。
私たちが〝勘違い〟してはならないのは、
「MADE IN CHINA=粗悪品」ではない!
という事実です。
大切なのは、私たち自身でおこなうマスク選び。
これから不織布マスクをお求めになる際は、JHPIAマークの有無をご確認いただくのも〝意味ある一手〟だと思います。
※参考:JHPIA公式サイト
【JHPIA会員一部抜粋】
アイリスオーヤマ株式会社、イオントップバリュ株式会社、花王株式会社、シャープ株式会社、小林製薬株式会社、白十字株式会社、ピジョン株式会社、ユニ・チャーム株式会社、ロート製薬株式会社etc(※2021.3調べ)
🌈マスクの選び方・使い方
にじたまサロンで貴重なご意見を聞くことが出来た私たち。
声を大にしてお伝えしたいのは、
「正しいマスク選び」と「TPOに合わせたマスク使い」
です。
☝マスクの選び方
マスク着用が日常化した日本で、あなたが〝これから初めてマスクを使う〟とは考えにくい。
間違いなく、様々な不織布マスク、PITTAマスクのようなオシャレマスク、手作りのガーゼマスクなどを着用する毎日をお過ごしのはずです。
結論から申しますと、
不織布マスクを選ぶ際には品質確認が必須
です。
「薬局やドラックストアで買えば安心」というのは間違い!
先程お伝えした「全国マスク工業会会員のマーク」を目安にするなど、あなたが信じる基準に従ってマスク選びすることが大切です。
〝不織布マスク自体が肌に合わない〟という方もいらっしゃいます。
ガーゼマスクやウレタンと使い分けることも、ご自身で判断する必要があります。
☝マスクはTPOで使い分け
ガーゼマスクやウレタンマスクにもメリットがあります。
不織布マスクを四六時中着用していては肌にはマイナス。
人込みを気にせず過ごせる場所ではガーゼマスクを選択しても良いはずです。
激しい運動や日々のウォーキングにはウレタンマスクでも良いのかもしれません。
大切なのは〝あなた自身が考えてマスクを選ぶ〟こと
だと思うのです。
☝答え合わせ
緊急事態宣言が最初に発令されたのは…
7都道府県に発令された〝2020年4月7日〟が答えです。
同月16日には宣言の対象が全国へと拡大。
この記事を書いているのが2021年3月18日。
あれから約1年…今も先行きは不透明のまま…。
私たちは変化を余儀なくされ続けています。
こちらもどうぞ⤵⤵
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