『結婚式』が繋ぐ〝10年〟という空白。変わること、変わらないこと
先日、とても×2素敵な結婚式に出席をしてきました。
大学1年の時からの友人の結婚式。
以前お話しをさせていただいた〝養命酒製造の工場見学〟へ、
貸し切りバスで一緒に向かったメンバーの1人が結婚式を挙げたんです。
これまで、家族・親戚・友人の結婚式へとそれなりに出席の回数を重ねてきましたが、
そのなかでも〝素敵な結婚式〟の1つになり、また、〝学びの多い〟貴重な経験ができました。
今日は、そのお話をさせていただきます。お付き合いください。
結婚式に参加するということ
結婚式・披露宴・結婚披露パーティー。主役である新郎と新婦が〝作り上げたもの〟というのは、
そこに参加をする人たちを様々なかたちで刺激してくれるものです。
当日の気分を最初に盛り上げてくれるのはウェルカムボードでしょうか?
主役2人の個性が象徴された、光り輝くもの。
華やかな披露宴会場の座席にはメッセージカードが。
手書きで記されたメッセージを見ると、式当日へと向かう主役の姿が浮かんでくるものです。
引出物の内容や、その渡し方1つにも、おふたりの人柄が滲み出てくる。
所々に置かれている宝箱を1つずつ見つけ出し、1個ずつ開いていく。
そうすることで、新郎新婦の人間性が見えてくるんです。
私たちは新郎新婦が準備した宝箱を見逃さずに発見し、開錠をする。
中身をしっかりと見つめなければならないのです。
結婚式を挙げるということ
それぞれに〝かたち〟のある結婚式ですが、一体誰のために挙げるのか?
「結婚式というのは、結婚をする当人〝新郎新婦〟のために挙げるものではないんだよ」
わたしはこのように聞かされて歳を重ねてきました。
「新郎新婦それぞれの家族と親戚、そして、職場の方々や友人への〝ご挨拶の場〟なんだよ」と。
〝時代は変わる〟と言いますので様々なご意見があるかと思いますが、
わたしはこの意見に理解を示し過ごして参りました。
もちろん、主役は新郎と新婦。ここは揺るぎない事実であると考えていますが。
あなたはどのようにお考えになりますか?
〝10年前の彼〟と〝今の彼〟
結婚式を挙げた〝彼〟と直接顔を合わせたのは〝10年ぶり〟のこと。
〝10年も会っていない〟ひとの結婚式って、違和感を持たれますか?
〝10年経つとさすがに変わっているのかな??〟ぐらいなキモチで当日を迎えた私。
彼との再会の感想は単純明快。〝やっぱこのひと変わんね~わ( *´艸`)〟
ドキドキ感もサプライズ感も全くなくて。思っていた通り。
彼がどのように感じたのかは分かりませんが、
わたしにとっての彼との空白の10年は、大きなものではなかったようです。
10年前、100%ではないけれど、わたしは彼の性格とキャラクターを〝知っていた〟。
そして、
10年経って、100%ではないけれど、今も〝知っている〟。
再会がわたしにもたらした感情は、〝また会えて良かった〟。
再会。変わったこと、変わらないこと
式の当日までは、
〝相変わらずやっているよ〟と書かれた年賀状のやりとりと、
「〇〇系に勤めてるらしいよ」・「△△やってるみたい」と友人を通して得た
〝不確かな情報〟から形成された〝彼〟との付き合いばかり。
そんな彼との10年間という距離。どのようにして埋まったと思いますか??
10年という空白の時間は〝無言のグータッチ〟で一瞬にして埋まりました。
考えれば考えただけ〝10年って長いな〟と感じてしまうものですが、
場合によっては〝無いに等しい〟ものとなるようです。
人との関係性というのは〝顔を合わせる頻度とは無関係〟と聞いたことがありましたが、
その真意を初めて実感出来ました。
結婚式というのは、久しぶりの再会が数多く起こる場所でもあります。
1年、5年、10年ぶり、それ以上なことも。
長い短いはありますが、お互いに〝相手との空白〟があるわけです。
それぞれの空白の時間のなかに、家族構成や住んでる場所、職業といった大きな変化があり。
顔が細くなった、お腹が出た、タバコをやめたといった小さな変化もある。
それぞれが知る当時と、全く同じであるということはありません。少なからず変わっている。
それでも、
運ばれてくる豪華な料理をみて「肉が小っちゃいな♫」と言いながら満足そうに食べる者がいて。
「普通に食べてきちゃった。食べれるかな?」と心配しながらも当然のように完食する者がいて。
「新郎新婦が来るまではそのままで」と指示されていたフルーツに味見に取り掛かる者がいて。
新婦のドレスの色当てに本気で参加する者がいて。「ニアピン賞は無いのか?」と(笑)
「〇〇が結婚かぁ~」と〝昔〟を振り返り感傷に浸る者もいる。
それぞれが知る〝当時〟から前に進んだ人たちが集まる。それが結婚式なんですね。
〝変わらない彼・彼女〟がいることに気づいて、幸いと感じるんですね。
結婚式で自身を見つめる
結婚式は〝今の自分を見つめるための場所〟。人生観を変える〝新しい発見〟をしました。
主役の2人とそのご家族・親戚の方々を祝福する場所であると同時に、
招待を受けて参加した〝1人1人〟が自分自身を見つめる機会。
結婚式って、そういう場所でもあるようです。
キラキラとした〝幸福〟が舞うステージに、
それぞれが〝見つめるべきもの〟が準備をされている。
・〝今現在の自分〟
この時ばかりは周りの環境が気になってしまいませんか?客観的に自分自身を見てしまいます👀
・主役と共有してきた〝これまでの時間・空間〟
思い出があればあるほどに当時を懐かしく思うものではないでしょうか?
・今は離れているけれど〝友人〟
普段はほぼほぼ思い出すこともないけれど…少し話をするだけでグンっと近づく関係。不思議。
・疎かにしてはならない〝親戚との繋がり〟
席順、スピーチ、乾杯の挨拶。他人の親族に自分の親族を重ねてみたりして。
結婚式ほど親族の〝繋がり〟を感じるイベントって、他には無いのではないでしょうか?
・もっとも身近で尊いもの〝家族〟
結婚式に出るたびに「大事にしようって思うよね」。何人か真顔で言っていました。
きっと、結婚式ってこういうものだったんだ。歳を重ねて初めての気づき。
結婚式は、〝新郎新婦のこれから〟と〝式への出席者のこれから〟が始まるスタートライン。
『参加する1人1人が主役なんだ』って、今は思っています。
※掲載写真は〝式当日のものではありません〟。ナゼって?彼がそういう男だからです。
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