（2019.6.5更新）

【Notice of today：愛が溢れている場所】

大阪の四條畷市しじょうなわてしにある【gallery&cafe Zoologique（ズーロジック）】。

ズーロジックは、絵本作家の谷口智則さんが経営する、テーブル席２つ、ソファー席１つのお店です。

今回のお話は、

・１度は訪れるべき場所【Zoologique（ズーロジック）カフェ】
・〝愛嬌〟のある素敵なキャラクターを生み出す【谷口智則さん】
・誰もが夢を抱いたことのある【サンタクロース】

について。お付き合いください。

🎅到着!!Zoologique（ズーロジック）カフェ

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２０１８年１２月某日、わたしは初めて〝ズーロジックカフェ〟を訪れました。ZOOLOGIQUE（ズーロジック）とは、フランス語で〝動物園〟を意味しています。

ズーロジックカフェの営業時間は、通常土曜・日曜・月曜の１１時～１８時（※変動あり。インスタグラムで確認出来ます）。〝どうしても〟カフェを利用したかった私は、開店の１１時を２時間ほど前にお店に到着（笑）さすがにまだ誰も並んでいませんでしたが、私にとってはチャンス到来!!到着早々〝シャッターの降りている〟ズーロジックカフェを激写です。正直なところ、この行動には自分でもビックリでしたが、、、。谷口智則さん、ズーロジックカフェに対する熱がハンパないことになっていた表れだったのだと思います。

ハンパないことになっていたこの熱量は、このあと起こる〝大事件〟によって、さらに燃え上がることになるのですが…。この件は後ほどご紹介させていただきます。

ズーロジックカフェに〝早すぎる到着〟をした私。実は、お店の予約フォームを使って当日のオープン時刻１１時に座席の予約は入れていました。けれど不安で…「予約、ちゃんととれてるかな…」って。

こちらのカフェ、冒頭でお話しさせていただきましたが座席は３つです。テーブル席が２つに、ソファー席１つ。カフェはギャラリーを兼ねた作りになっており、ゆっくりと絵本の世界に浸るための空間を提供してくれます。なので、なんとしてもカフェの席に座りたかったのです。

ズーロジックカフェでは、お店のホームページから座席・料理の予約を入れることが出来るようになっています。ご利用の際は、是非ご活用いただくとよろしいかと思います。

…それではナゼ、わたしは開店時間を大幅に前倒しで現着する必要があったのか？？

〝絶対に〟ズーロジックカフェでの時間を過ごしたかった。

理由はこれのみです。

🎅突入!!gallery&cafe Zoologique（ズーロジック）

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〝ある出来事〟のおかげで、１１時にカフェを利用することが出来る〝確約〟を得ていた私は、オープンの時間まで四條畷をぶらぶらと探索。谷口さんが取り組んでおられる【１００にんのサンタクロースプロジェクト】のおかげで、ズーロジックの周辺を歩いているだけで楽しめました（※探索については後述）。

オープンの時間に合わせてズーロジックカフェへ戻ると、お店の前には若い女性を中心に列が出来ていました。「やっぱり早めに来ていて正解!!」とニンマリの私。

オープンと同時にカフェの座席は満席に。朝方から童心に帰っている私は、座席につくなりソワソワして落ち着きナシ。店内のあらゆるものが魅力的過ぎて、何から始めれば良いのやら。「やったぜ、予定通りだ!!」と心の中でガッツポーズは決めていましたね（笑）

カフェに来ているのですからね、まずは注文をするのがマナーなのですが…。舞い上がっちゃって、とりあえず座席の小物を写メ撮りまくり…。そんな私にも嫌な顔１つせずに、お店の方は注文を取りにきてくださいました。

お店の方、谷口さんのお母さんでは？と予想しています。

注文は、あらかじめ狙いを定めていた〝サンタのキーマカレー〟にしました。クリスマスシーズンですからね、やっぱりサンタさんです!!

ズーロジックカフェに流れている空気は、とても温かくて、とっても穏やかです。ゆっくりと、そして、落ち着いた時間が流れていきます。

この落ち着いた空気感は、言うまでもなく、壁に描かれた絵、額に収められている絵、そして、それぞれの絵の中にいる個性豊かなキャラクターたちの優しさが作り出していることに間違いはありません。視覚に訴えかけてくる優しさは、こころを穏やかな気持ちにしてくれます。

視覚の影響だけではありません。私がとっても居心地良く感じたのは、この空間を作り出しているお店のスタッフさんの雰囲気ではないか？と思うのです。

当日はご不在でしたが、ズーロジックカフェには谷口さんがいらっしゃることもあるようです。きっと、谷口智則さんというお人柄そのものが、お店のスタッフさん、【gallery&cafe Zoologique（ズーロジック）】の温かな空間を作り出しているのではないかと思います。

🎅〝はじまり〟は谷口智則×R.L(エールエル)コラボ商品

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谷口智則さんとの出会いは、Noticeにて何度かご紹介をさせていただいている【ワッフルケーキのお店R.L（※以下、エールエル）】さんの商品がキッカケでした。その商品は、エールエルさんの２０１８年１２月のワッフルケーキ（※R.Lさんは毎月限定のワッフルケーキを販売しています）。『森のクリスマスパーティー』と題した〝谷口智則さんとのコラボ商品〟だったことに始まります⤵⤵

エールエルさんのワッフルケーキに貼られていたシール。目を引く動物が妙に引っかかったのを覚えています。早速、私はエールエルさんの公式サイトをチェックし、他にもコラボ商品があることを発見したのでした。

コラボ商品には、【ワニッフルのおうち】や【くるくるワッフル「サンタのいちごロール」】といった谷口さんが描いた動物たちがデザインされたものが。

なかでも気になったのは、５００個限定の【ワニッフルのおうち】。５００個全ての蓋の裏に、谷口友則さんが全て違うイラストを描いた、オリジナルキーリング入りの限定缶です。イラストを５００個もですよ！…この事実が最大のキッカケとなり、わたしは谷口智則さんにのめり込むことになったのです。

🎅〝絵本を世界へと届ける〟谷口智則さん

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絵本作家の谷口智則さんは、ズーロジックのある大阪を拠点に、フランスやイタリアなどの海外でもご活躍されています。

デビュー作『サルくんとお月さま』は、サルとお月さまの関係を〝イラストだけを使ってストーリーを描いた絵本〟です。読み手の解釈によってストーリーはいく通りにでもなる。繰り返し読み込むことで、毎回感じられることに違いが生まれる。ご自身のご経験に基づいたお考えから、谷口さんが描く絵本には〝言葉が少ない〟という特徴をもったものもあります。

２００９年に「Be絵本大賞」の優秀賞を受賞した『せかいいちながいゾウさんのおはな』という作品は、山折り谷折りを繰り返す蛇腹状の絵本だったそうです。拡げると全長はなんと６メートルにも。既成のかたちにこだわらない作品作りが、谷口さんの絵本の魅力を引き出している要因の１つであるようです。

参考：http://www.clippinjam.com/volume_48/cf_interview_01.html

🎅〝１００にんのサンタクロース〟プロジェクト

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谷口智則さんは、四条畷市の観光大使を務めていらっしゃいます。谷口さんの絵本『１００にんのサンタクロース』に登場するサンタクロースのオブジェをつくり、市内の様々な場所に登場させる【１００にんのサンタクロースプロジェクト】という取り組みもされていて、関西地域の活性化プロジェクトになっているのだそう。

四條畷市サンタクロースマップ　※四條畷市ホームページより

🎅〝奇跡〟ってあるんだね。サンタからのプレゼント

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私が１１時にカフェを利用することが出来るという〝確約〟を得ることが出来た〝大事件〟についてお話しさせていただきます。

ズーロジックのホームページにある予約フォームからカフェの予約申請をしていた私ですが、予約が確実に出来ているのか不安でなりませんでした。「どうしても×２行きたい!!」と考えていたので、不安は皆さんが想像する以上のものかもしれません。

大事件は、ズーロジックの開店時刻１１時を１時間ほど後に控えたタイミング起こりました。

早過ぎる現着をした私は、ズーロジックの目の前の通りから見える〝鳥居〟が気になり、北大阪地震の爪痕の残る〝四條畷神社〟を参拝しました。参拝を終え、今回の〝お目当ての場所〟に戻ってきたちょうどその時です。サンタさんがプレゼントをくれたのです！！

谷口智則さん、自転車でズーロジックへ到着!!

パソコンの画面で見たことのあるひとが、私のすぐ目の前に来たのです。風格のある身なりに、オシャレなメガネ。迷いはありませんでした、〝会いたいと想っていたひと〟が自分のすぐ目の前にいる…。

この状況に私は、「今日、このお店へ来るんです!!」とズーロジックを指差しながらいきなり声をかけたんです。冷静になって考えればなんたる横暴…。ですが、まさに〝青天の霹靂〟が起こったこの時の私には、〝今では考えられないような最低最悪な行動〟が精いっぱいだったと思うのです。

そんな私に、丁寧にオープンの時間から教えてくださった谷口さん。予約のことをお伝えすると、オープンの時間に２件の予約が入っていたことを教えてくださいました。そして、私の予約が入っていなかった場合には、もう１席あるので確保してくれるとおっしゃってくれたのです。

ほんの１分ほどのやり取りで、私はこの絵本作家さんは「神様だ」と思いました。

谷口さんは、「今日はこれからイベントに出かけるのでお店にはいられないですが…」とお言葉をかけてくださり、私の懇願に力強い握手をしてくださいました。

その時には気づくことが出来ませんでしたが、〝作家さんとの握手は命である手に触れること〟を意味しています。とても光栄なことであった反面、今では反省の念も…。

🎅ズーロジックの近くで〝１００にんのサンタクロース〟を探してみた

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gallery&cafe Zoologique（ズーロジック）の最寄り駅ＪＲ四条畷駅周辺は、楠公通り商店街、栄通り商店街からなる〝四條畷商店会〟です。商店のなかには、谷口さんが１つずつ手づくりしている〝１００にんのサンタクロースのオブジェ〟を飾ったお店があります。サンタを探しながら歩くのがとっても楽しい!!

【１００にんのサンタクロースプロジェクト】は、年数をかけて少しずつ〝サンタのオブジェ〟の数を増やしている〝現在進行形〟のもの。１００にん全員が揃うのを〝待つ楽しみ〟がある夢のあるイベントです。

ズーロジックからＪＲ四条畷駅の方向へと歩いていくと、パンの香りとインパクトのあるのぼりに気が付きます。のぼりの足元にはサンタのオブジェが!!〝食パン工房あんじゅ〟さんです。

お昼はズーロジックのカレーを食べようと計画していた私。小腹もすいていたところに、美味しそうなパンの香り…。誘われるがままにお店の中へと吸い込まれました（笑）⤵⤵

うどん屋さんにもサンタオブジェを発見!!〝活麺富蔵〟さんに置かれたサンタオブジェの手には〝うどん〟が！！蝶やてんとう虫が描かれていたり、細部にまでこだわりがあって発見するたびに嬉しい気持ちに…。

サンタさん、こんなところにもいましたよ⤵⤵

ワッフルケーキのお店R.L（エールエル）さんの商品が引き寄せてくれた、絵本作家谷口智則さんとの出会い。衝動のままに訪れた場所〝ズーロジック〟で、直接お会い出来るなんて…。人生って、ホントなにが起こるか分からないものだって思います。

いまこの時も、たくさんの方々へ向けて〝愛のあるお仕事〟をされている谷口さんがいらっしゃる。そのことを想うだけで、わたしのモチベーションがグンっ!!と上昇していきます。

今日も笑顔で楽しい１日を過ごしましょうね!!

２０１８年に私がサンタさんからいただいた〝クリスマスプレゼント〟のお話しでした。お付き合いありがとうございました。

こちらもどうぞ⤵⤵

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