月経困難症について【原因・症状・対策】
こんにちは!^^
皆さんは、生理痛重いほうですか?軽いほうですか?
女性なら誰しも少なからず、生理痛を経験したことがあると思いますが
もし、あなたが普段の生活ができなくなるほどの生理痛があるとしたら、
【月経困難症】かもしれません。
最近よく耳にする、【月経困難症】をご紹介していきたいとおもいます。
🔶月経困難症とは?
生理期間中に生理にともなって起こる病的症状のこと。
生理痛がひどくて起きていられないようになり、学校や仕事に行けなくなったり、
日常生活に支障をきたしたりする場合を月経困難症といいます。
下腹部痛、腰痛など一般的に生理痛と呼ばれるものに加え、おなかの張り、吐き気、頭痛、疲労、
脱力感、食欲不振、イライラ、下痢および憂うつなども含まれます。
…ここまで調べてみて、正直驚きました。
自分を含め、周りの女性を見てみても
生理は「痛くて当たり前」「体がしんどくて当たり前」と思っている女性がほとんど。
痛みが強くて学校や会社を休んだり、起き上がるのがつらいなど、多くの女性が「生理中だから」とやり過ごしていたことは
実は、治療が必要な状態だったのです。
総務省統計局人口推計を見てみると、
月経困難症と自覚している女性のうち、医療機関で治療を受けているのは
たった10%…。
女性は、なんと我慢強い…。
とはいえ、月経困難症には病気が原因で起こっている場合があります。
●下腹部痛 ● 腰痛 ● 頭痛 ● 吐き気 ● 下痢
● お腹が張る ● 憂うつ ● 疲労・脱力感 ● 食欲不振 ● イライラ
など、思い当たる症状がある方は、一度婦人科などに相談されることをお勧めいたします。
🔶月経困難症は、2タイプある
機能性月経困難症(強い子宮収縮が原因)
・原因となる病気が存在しないにも関わらず、症状が出る
・特に十代の若い女性に多く、歳を重ねると弱くなっていくのが特徴
・ストレスや、子宮や卵巣が未成熟であること、子宮内膜から分泌されるプロスタグランジンが子宮を過剰に収縮させていることが原因
・生理の出血量が多い生理の初日から2日目に特に強い生理痛がみられるのが特徴
器質性月経困難症(病気が原因)
・直接的な原因となる病気が存在する。
・急に生理痛が起こるようになった
・多くは20代以上で起こり、加齢とともに強まっていく傾向がある
器質性月経困難症を引き起こす三大疾患は、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症。
ひどくなると、生理には関係なく痛みを感じるようになることがあります。
過多月経、貧血、腰痛、不妊などの症状が見られます。
🔶月経困難症の治療
痛みに対して、痛みの原因物質(プロスタグランジン)をおさえる鎮痛薬や、痛みなどの症状を改善する漢方薬を使った対症療法、低用量ピル(エストロゲン/プロゲスチン)配合薬を使ったホルモン療法などを行います。
おもな月経困難症の治療薬は
・低用量EP配合薬:子宮内膜の増殖、子宮の収縮運動を抑えることで月経時の症状を軽くします。
・鎮痛剤(NSAIDs): 痛みの原因であるプロスタグランジンを抑えます。
・漢方薬 :継続的な服用で症状改善が期待できます
長年、月経困難症に苦しんでいた方が
治療に行ったら、「すごく快適!」「ひどい貧血が改善して、疲れにくくなった」「腰痛もちだと思ってたが、実は月経困難症だった」なんて声もきかれます。
毎月、つらい思いをしている方は、ただの生理痛、なんてやり過ごさずに
ぜひ一度医療機関にご相談くださいね。
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