クーラー(冷房)病。私のカラダが馬鹿になってしまっている・・・
2018年の夏。東海地方は梅雨明けを迎え、連日暑い日が続いています。
薬局内は、エアコン(クーラー)が抜群の働きをしてくれているおかげで快適空間なのですが…。
フル活動するエアコンによって、わたしのカラダは7月前半にも関わらず〝おバカ〟になってしまいました。
エアコンで体がだるい…。クーラー(冷房)病は、酷い場合には吐き気や頭痛も…。
今日のテーマは、〝クーラー(冷房)病〟です。
~日中も夜間も手放せない~
女性の方に多いのが〝夏場の冷え性〟のお悩み。実はこれ、からだについてしまった〝エアコン癖〟も影響するのだとか。
昼間の業務中に〝エアコン癖〟がついてしまった私の体は、就寝時にも涼しさを求めてしまいます。
こんな調子で1日中クーラーに身を捧げてしまっているため、体がだるい×2・重い×2のオンパレード。梅雨や台風の影響があるのか無いのか、最近は頭痛も多い気がする…。私は、いわゆる〝クーラー(冷房)病〟にかかってしまっているわけです。
冷え性とクーラー病の関係をまとめてみました。
~クーラー(冷房)病って?~
エアコンからの冷たい風にさらされ続けると、私たちのからだは当然バランスを崩してしまいます。自律神経と言われる〝交感神経〟と〝副交感神経〟の働きが乱されることによるもの。この場合での〝働き〟とは、〝体温調整のお仕事〟と考えてください。
副交感神経の体温調整業務は、〝体から熱を発散させる働き〟のこと。
交感神経の体温調整業務は、〝体温を逃がさないように血管を収縮させる働き〟のこと。
両者のバランスが崩れた状態のことを簡単にいうと、〝汗をかくことが苦手な体になってしまった〟とすることが出来ます。エアコンの効いた室内は快適でも、屋外へ一歩出ると真夏の暑さ。極端な環境の変化に、神経のバランスを崩してしまうわけです。
さらに細かく触れていくと、
エアコンの冷たい風は血管を収縮させ、結果として血流が悪くなる。体がだるい・体が重いの原因の1つとなって、酷い場合には冷え性を導く恐れも。自律神経の乱れは、疲れの原因となる乳酸を蓄積させるとも言われています。
夏バテの原因になるわけです。
~冷え性のお話し。男性より女性に多いのには理由が…~
性別に関係なく、冷え性でお困りの方はたくさんいらっしゃいます。ですが、「冷え性は女性に多い」と言われる。これには理由がちゃんとありました。
一言でいうと〝男女の体質の違い〟。これが大きな理由です。
・筋肉量の違い。女性は男性と比べて、一般的に筋肉が少ないため基礎代謝量が低めです。基礎代謝量の違いは、体温調整の働き、特に〝体温を上げる〟働きが弱いことに影響しています。
・脂肪量の違い。女性は男性と比べて、一般的に脂肪が多い体質をしています。脂肪(特に皮下脂肪)は熱を溜め込むとされており、〝体温を上げる〟働きに対して反対のベクトルとなってしまうようです。
~冷え性の対策~
➀注意。エアコンの冷気に直接当たらない!!
冷たい風を求めて、ついついエアコンの前へ…。エアコンの前から離れられない…。実はこれが1番ダメなようです。
私は〝常に当たっていたい〟と思ってしまうダメなタイプなのですが、、、
〝お風呂あがりはエアコンの前へ行ってしまう〟という方はいらっしゃるのではないでしょうか?濡れた状態は〝特に〟からだを冷やします。帰宅後に、汗をかいた状態で冷気に当たるのも同じこと。注意してください。私が言っても説得力に欠けるかな(涙)
エアコンの設定温度は、環境省が推奨している28℃を基準に考えましょう。
〝冷房の温度設定を1℃上げる〟〝暖房の温度設定を1℃下げる〟と、約10%程度の電力消費を減らすことが出来ると言われています。
➁対策グッズを活用しよう!!
女性に多いのではないでしょうか、冷え対策にひざ掛けやレッグウォーマー・靴下などをうまく活用しているという方。毎日の積み重ねによる対策は、とても×2大切なこと。➀と共通しますが、特に足元には要注意!!厚手の生地にする、ハイソックスにするなどの対策が特に有効です。腹巻を取り入れ、お腹の冷え対策をされている方も多いようです。
③からだを温めてあげよう!!
「夏場の暑い時期には避けている」という方も多いかもしれませんが、体を温めるのに〝入浴〟は外せません。「ついついシャワーで済ませてしまう」という私と同じ方もいらっしゃると思いますが、芯まで温めることはシャワーでは出来ないとされています。
入浴も30分程度は時間をかけ、しっかりと芯まで温めることが大切。じっくりと体を温めていくことが大切とされているので、高温ではない温度設定が良しとされています。冷え性には半身浴とおっしゃる専門家の方々が多いのも事実です。
また、〝足湯をうまく活用する〟という方法もあります。温めるだけではなく、温➡冷➡温を繰り返すことで血行を促進することが出来ます。足湯で温冷を繰り返す場合は、必ず温めて終わること。湯冷めは冷え対策に逆効果です。入浴後の湯冷めも同様です、ご注意くださいね。
④からだを動かそう!!
「基礎代謝を上げる」。ダイエットにおいても重要だとされるキーワードです。この基礎代謝は、ダイエットに限らず冷え性にも大きく関係すると言われています。
代謝とはつまり、熱(エネルギー)を作り出すこと。体温をあげることと密接に関係しています。ではこの基礎代謝、どうすれば大きくしていくことが出来るのでしょうか?
私たちは、主に筋肉で熱を作り出すことで体温を上げています。つまり、〝キレイに筋肉を付ける〟ことが出来れば、それが冷え性対策の1つになるということになります。
『筋トレ』と言ってしまうとなんだか気持ちが重くなってしまうもの。まずは〝体を動かす〟ことから始めてみませんか?冷え性に良いとされる〝ストレッチ〟なんていかがでしょうか?
こちらをご覧になってみてください⤵⤵
🌟養命酒製造月刊元気通信(2009年2月号「冷え」には運動!」)
冷え性のタイプ別に、ストレッチ法やツボを紹介しているページです
☞☞☞ https://www.yomeishu.co.jp/genkigenki/feature/090130/
🌟研究員(養命酒製造)のウンチク(冷えと運動)
☞☞☞ https://www.yomeishu.co.jp/genkigenki/researcher/090130/index.html
〝ちょっとしたこと〟を見直すだけで、今よりも明日が〝ちょっとだけ〟楽しくなるかもしれない。
お付き合いありがとうございました。
入浴時間を活用?こちらもどうぞ⤵⤵
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