賢く!!【確定申告】セルフメディケーション税制で節税を
以前、ご紹介させていただいた〝セルフメディケーション税制〟。
こちらは、医療費控除と同様に確定申告をすることで受けられるものです。
今回は、少し踏み込んだ形でご説明いたします。
💊税制対象になる医薬品、ならない医薬品
セルフメディケーション税制の対象となるものに、〝スイッチOTC医薬品の購入代〟があります。
ここで大事になってくるのが、
〝購入した商品が税制の対象となる医薬品なのか?〟
まずはこの点を判断しなければなりません。
薬局やドラッグストアで購入したOTC医薬品。そのすべてがセルフメディケーション税制の対象となれば分かりやすいのですが、実はそうではありません。
セルフメディケーション税制の対象商品であることは、下記の点で確認することが出来ます。
・商品のパッケージ
・レシートまたは領収書
商品のパッケージには、基本的に〝セルフメディケーション税制対象と分かるように記載がある〟のでチェックしましょう⤵⤵
※識別マークに表示義務はありませんので、付いていなくても対象商品の場合があります
※OTCの医薬品の中には医療費控除のみ適用となる物もあります
こんなものも対象になります。
セルフメディケーションの名の通り、
・職場で受けた健康診断
・市町村で実施するがん検診
・インフルエンザや高齢者の肺炎球菌感染症等の予防接種
・人間ドッグ等の各種検診
などの健康維持や疾病の予防に対する費用も含まれます。
医療費控除と同様、生計を一つにしていればその家族の分も対象となります。レシート、領収書の保管をお忘れなく。
💊医療控除とは違うの?
セルフメディケーション税制は、医療費控除の特例に位置しています。
ですので、
医療費控除とセルフメディケーション税制の両者を同時に受ける事は出来ません。
よって、医療費控除とセルフメディケーション税制の両方が税制対象にある場合には、よりメリットの有る方を選ぶことになります。
次に、両者の比較の仕方についてお話ししていきます。
💊どちらが得になる?
セルフメディケーション税制では、対象分の金額から12,000円を差し引いたものを控除金額として申告します。
上限は88,000円までと決められています。
医療機関に定期的に通われている場合は、医療費控除の方がお得になる事が有ります。
以下、ご参考ください。
医療費控除対象額+セルフメディケーション控除対象額の合計金額で判断します。
・100,000円未満 ➡ セルフメディケーション税制がお得
・100,000以上188,000円未満 ➡ どちらか大きい方
・188,000円以上 ➡ 医療費控除がお得
医療費控除の計算方法においては、下記をご覧下さい⤵⤵
医療費控除で対象外となった方も、このセルフメディケーション税制で節税出来る可能性があります。
定められているものですから、うまく活用してみてくださいね!
詳細:厚生労働省サイト https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124853.html
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